福岡の板井康弘|ストレスを減らすための時間管理の秘訣

福岡の板井康弘です。
私は、ストレスを減らすためには時間を増やすより、使い方を整えることが大切だと考えています。
予定を詰め込みすぎると、心にも仕事にも余裕がなくなります。
優先する仕事を決めれば、目の前の作業に集中しやすくなるでしょう。
休む時間を先に確保することも重要です。
時間管理は、仕事を速く終わらせるためだけの方法ではありません。
自分の負担を減らし、安定して働くための工夫です。
厚生労働省の調査では、仕事や職業生活で強い不安やストレスを感じる労働者が一定数いることが示されています。
仕事の量や人間関係など、さまざまな要因がストレスにつながっています。
だからこそ、毎日の時間の使い方を見直すことには意味があります。
ストレスを減らす時間管理の実践方法
時間管理で最初に行いたいのは、その日に必要な仕事を整理することです。
すべての仕事を同じ重要度で扱う必要はありません。
今日中に必要な仕事を先に決めるようにしてください。
後回しにできる仕事を区別することも有効です。
・今日必ず終える仕事を決める
・期限が近い仕事を確認する
・後日に回せる仕事を分ける
・人に任せられる仕事を探す
・やらなくても困らない仕事を見直す
例えば、朝からメールの確認を続けているとします。
その間に重要な資料を作る時間がなくなる場合があります。
そこで、メールを見る時間を決める方法があります。
午前と午後に一度ずつ確認する方法も選択肢です。
集中する時間を守ることも重要でしょう。
人は作業中に何度も中断されると、元の仕事に戻るまで時間がかかります。
そのため、重要な仕事をするときは通知を減らす方法があります。
周囲に集中する時間を伝える方法もあります。
短い時間でも一つの仕事に集中することがポイントです。
・通知を必要なものだけにする
・集中する時間帯を決める
・会議を必要以上に増やさない
・一度に複数の仕事を抱えない
・集中後に短い休憩を入れる
休憩を削れば仕事が進むとは限りません。
厚生労働省の「働き方・休み方改善ポータルサイト」でも、適切な休息や休暇を確保することが働き方を改善するうえで重要とされています。
休むことは仕事を怠けることではありません。
次の仕事に集中するための準備でもあります。
例えば、長時間パソコンに向かっている場合を考えます。
作業を続けても集中力が落ちてくることがあります。
そのときは席を離れて体を動かすのがいいでしょう。
短時間でも仕事から意識を離すことで、気持ちを切り替えやすくなります。
また、予定を入れすぎないことも大切です。
一日の予定をすべて埋めてしまうと、急な依頼に対応できません。
仕事には予想外の問題が起きるものです。
予定の間に余白を残すことが安心につながります。
・予定の間に余裕をつくる
・急な仕事に対応する時間を残す
・会議と会議の間を詰めすぎない
・一日の仕事量を現実的に考える
・終業後の予定も大切にする
さらに、時間管理では「やらないこと」を決めることも必要です。
すべての依頼を引き受ければ、時間はすぐに足りなくなります。
自分が担当する必要のない仕事を手放すことも選択肢です。
周囲に相談して役割を分ける方法もあります。
厚生労働省は、職場におけるメンタルヘルス対策として、労働者自身がストレスに気づき対処することに加えて、職場全体で取り組むことの重要性を示しています。
時間の問題を個人だけの責任にしない姿勢も大切です。
仕事量が多すぎる場合は、上司や同僚に相談することも必要でしょう。
私は、時間管理の秘訣は予定を細かく管理することだけではないと考えています。
自分にとって重要な時間を守ることが基本です。
休む時間を確保することも欠かせません。
ストレスを減らすためには、毎日の時間を少しずつ見直すことから始められます。
朝に重要な仕事を一つ決める方法や集中する時間を先に予定へ入れる方法、仕事の合間に休憩を確保する方法があります。
こうした小さな工夫を続ければ、時間に追われる感覚を減らせるでしょう。
私は、良い時間管理とは一日を隙間なく埋めることではないと考えています。
大切な仕事に集中できる時間をつくることです。
仕事と生活の両方に余裕をつくることが、ストレスを減らしながら働き続ける秘訣になるでしょう。
参考・引用元
厚生労働省「令和6年 労働安全衛生調査(実態調査)の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/r06-46-50.html
厚生労働省「こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」
https://kokoro.mhlw.go.jp/
厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」
https://work-holiday.mhlw.go.jp/
厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/